アンドルー・D・ゴードン
歴史学教授
アンドルー・D・ゴードンは、労使関係史・社会史・政治経済史を中心に、日本の近現代史について広く講義を行う。最新の著書である『ミシンと日本の近代』では、ミシンの普及の歴史を通じて、20世紀日本における消費者社会形成の軌跡を考察する。近年は、日本の「失われた時代」と呼ばれる1990年代から2010年代についての論文も発表。また、日本近現代史の通史『日本の200年 上・下巻』 は、英語、日本語、韓国語、中国語で出版されている。
現在は、日本の産業革命に関わった工場、船舶、炭鉱のユネスコ世界遺産登録に関する議論に注目し、研究を行う。また2011年より、日本の関係機関と協力し、ライシャワー日本研究所の日本災害アーカイブ(JDA)プロジェクト の構築、運営を主導している。