「WHIRL」とは
WHIRLは人生において実際に起こること(What Happens In Real Lifeの略)を比喩的に表したものです。WHIRLの両端は、人生における 2 つの異なる可能性であると同時に、等しく起こりうる可能性と考えられます。
WHIRL が回転しているときは、 1 つのマークだけが見えます。その時に見えているのは、WHIRL を動かした時に押した側のマークです。 つまり、出発点がその後の経験を決定すると言えます。
WHIRLを止めて、今度はもう片方の端を押して再度回転させます。すると、押した側のマークだけが見えます。まるでマジックのように感じられますが、これは単純に先の記憶が忘れ去られたのです。「現実」は「可能性」のほんの片鱗にすぎません。人生において起こる出来事は、起こり得るあらゆる可能性の一部にすぎないのです。人生の「渦中」にあっては見えない様々な可能性は、常にそこに潜んでいて、明らかにされるのを待っているのです。
しかしながらこの解釈も、無限にある解釈の一部にすぎません…。
「WHIRL」の使い方
WHIRL を硬くて滑らかな場所に置きます。筒の端に近い、上部の中心から少し下の点に、人差し指を置きます。力をかけながら、人差し指を素早く下に動かすと、筒が後ろに回転します。