デビッド・L・ハウエル
歴史学教授
日本史学教授、東アジア言語文明学部長。ハワイ州ヒロ市出身。ハワイ大学ヒロ校にて学士を取得後、プリンストン大学より博士号を授与される。テキサス大学オースティン校(1989年〜1992年)、プリンストン大学(1993年〜2010年)を経て、2010年ハーバード大学教授に就任。
近世日本史の研究者として幅広く執筆。主な著書に『Capitalism from Within: Economy, Society, and the State in a Japanese Fishery 』(Berkeley、1995年)、『Geographies of Identity in Nineteenth-Century Japan』(Berkeley、2005年)。また、編著書に『New Cambridge History of Japan』第2巻『Early Modern Japan in Asia and the World』(Cambridge、2024年)がある。
江戸時代(1603年〜1868年)、明治時代(1868年〜1912年)の社会史を中心に研究。19世紀に見る政治・経済における制度的変遷が一般の人々の生活に及ぼした影響に注目している。現在のプロジェクトに明治維新の概論や、近世・近代期の都市部における廃棄物・屎尿処理の歴史等がある。