竹内弘高
経営学教授
経営学教授としてハーバード大学ビジネススクール MBAコースStrategy Unit及びエグゼクティブ養成プログラムで教鞭を執る。国際基督教大学卒業後、カリフォルニア大学バークレー校にて修士号・博士号(経営学)を取得。初めてのハーバード大学での教授経験はMarketing Unit(1976年〜1983年)。1983年より一橋大学にて教壇に立ち、1998年から2010年まで同大学国際企業戦略研究科の立ち上げに尽力。研究科長を務めた。2010年にハーバード大学へ戻り、日本部門長となる。研究職に就く前はマッキャンエリクソン博報堂(現マッキャンエリクソン)の東京本社及びサンフランシスコ支社、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社で勤務 。
主に、組織における知識創造プロセス、グローバル産業における日本企業の競争力、ストラテジーとイノベーションについて研究。また、16冊の著書・編著があり、 野中郁次郎との共著『The Knowledge-Creating Company: How Japanese Companies Create the Dynamics of Innovation』では1995年全米出版家協会のビジネス・アンド・マネージメント部門で「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」を受賞。マイケル・E・ポーターとの共著『Can Japan Compete? 』。大園恵美(一橋大学教授)、清水紀彦(同左)との共著『Extreme Toyota: Radical Contradictions That Drive Success at the World's Best Manufacturer』では2008年のBest 30 Business Books by Soundview Executive Book Summaries受賞。最近の『ハーバードビジネスレビュー』掲載の論文に「Wise Leader」(2011年5月) 、「Embracing Agile」(2016年5月)。
三井物産株式会社、大和証券株式会社及び日本のベンチャー企業3社の社外取締役を務める。また、ボストン日本協会、一般社団法人野中インスティテュート・オブ・ナレッジ、アークヒルズクラブ、国際基督教大学、HLABなどの非営利組織の取締役・理事も兼任。株式会社ファーストリテイリング、全日本空輸株式会社、株式会社NTTドコモ、世界経済フォーラム、一般社団法人日本取締役協会、公益財団法人日本サッカー協会などの顧問も務めている。内閣府、経済産業省、財務省、文部科学省 、国土交通省など数多くの政府機関の委員会・評議会に所属。日本マーケティング協会、Journal of Knowledge Management、一橋ビジネスレビューの編集委員会会員も務める。