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2019年野間・ライシャワー賞受賞者発表

2019年野間・ライシャワー賞受賞者、フェン・エン・ツさんとデヴォン・ガンターさん 2019年野間・ライシャワー賞受賞者、フェン・エン・ツさんとデヴォン・ガンターさん

2019年 野間 ・ライシャワー賞日本研究部門の受賞者が2月6日に発表されました。こちらの賞は、1995年講談社によりエドウィンO.ライシャワー氏に敬意を表し命名され、毎年、ハーバード大学の学部生及び大学院生が執筆した日本に関連する論文の中から選出されています。 今年の野間・ライシャワー賞大学院生の部には、フェン・エン・ツ博士に授与されました。ツ博士は、執筆した論文「The Island of Fragrance and the Making of the Modern Smell」により、2019年5月、ハーバード大学東アジア言語・文明学部より博士号が授与されました。現在、ツ博士はハーバード大学燕京図書館博士研究員として、図書館の満洲国蔵書について研究しています。

野間 ・ライシャワー賞学部生の部には、デヴォン・ガンターさんの論文「The Development of Kokugo and Language Reforms During the Meiji Period」が選ばれました。デヴォンさんは心理学専攻の4年生、今回同時にハーバード大学日本語プログラムよりタヅコ・アジロ・モナネ賞も受賞しました。モナネ賞は、ハーバード大学で最低2年間の日本語学習過程を終了し、日本語学習に多大な努力と献身を示した優秀な学部生に毎年授与されています。