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レイチェル・サンダーズ氏企画による、聖徳太子展がHarvard Gazette で取り上げられました

Shotoku sculpture
聖徳太子二歳像

2019年6月5日、Harvard Gazette の記事の中で、エラリー・セジウィック・シニア氏とエラリー・セジウィック・ジュニア氏を偲んでウォルター・C・セジウィック氏(69年卒業)が贈った大変貴重な彫刻である「聖徳太子二歳像」が特集されました。セジウィック氏は5月下旬にハーバード大学に戻り、レイチェル・サンダーズ氏(Abby Aldrich Rockefeller Associate Curator of Asian Art)企画による彫刻展「Prince Shōtoku: The Secrets Within 」(5月25日~8月11日まで)を開催しました。

聖徳太子二歳像は、ハーバード美術館に収蔵されている作品の中で最も有名で、多くの人々に愛され続けている、世界で現存する最古の作品の一つであり、その真の美しさとミステリアスな側面を内包させることで日本仏教の祖とされる聖徳太子のイメージを表現しています。さらに、その神秘的な彫刻の内部には、およそ700年前に封入されたそのままの姿で残存していたと考えられる70個の奉納物が発見されました。彫刻が持つ多様な側面に、宗教学、美術史学、歴史学、保存科学など、幅広い分野の研究者から強い関心が寄せられ、他では得られ難い継続的、反復的な検証の機会と、次世代に向けた研究と鑑賞の機会が提供されています。

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