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Derek Bok Center次期所長にカレン・L・ソーンバー教授が就任

カレン・L・ソーンバー教授(Harry Tuchman Levin文学教授、東アジア言語文明教授、マサチューセッツ州Phi Beta Kappa Alpha Iota会長)が、2024年7月1日付でデレク・ボック教育学習センターの次期リチャード・L・メンシェル所長に就任することが決まりました。

ソーンバー教授は、ハーバード大学文理学部(Faculty of Arts and Science)ディーンのホピ・フクスト氏より研究面、教育面における多大な功績を認められ、学内におけるさまざまな指導的役割を果たしてきました。2020〜2021年にかけては、FASを幅広い卓越性、革新性、持続可能性へと導くことを目的に設置された文理学部教員研究グループの共同議長を任されたほか、ハーバード大学内最大の研究所及びセンターの1つであるアジアセンターのVictor and William Fung所長、比較文学学科長、東アジア地域研究学科長、比較文学・東アジア地域研究大学院研究科長を歴任しました。また2020年秋には、ライシャワー日本研究所の暫定所長も務めました。

ソーンバー教授はプリンストン大学より学士号(比較文学専攻、日本語・日本文学、東アジア研究、ロマンス語・ロマンス文学副専攻)を取得後、ハーバード大学にて東アジアと世界的視点から見た日本文学に関する研究を行い、2006年博士号(東アジア言語文明学)を取得しました。ソーンバー教授の研究・教育分野は、東アジア(日本、中国、韓国、台湾)、インド洋地域(アフリカ、中東、南アジア、東南アジア)、さらには環太平洋地域の文学・文化および世界文学に関連した、医療/健康人文学、環境人文学、ジェンダー、帝国、不平等、先住民族、トランスカルチュレーション、トラウマ等、多岐にわたります。

デレク・ボック・センターからの公式発表はこちら、ハーバード・ガゼットの記事はこちらでご覧いただけます。