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今井耕介教授がAlgorithm-Assisted Redistricting Methodology (ALARM) プロジェクトを立ち上げました

今井耕介教授(ハーバード大学政治学・統計学部)が、昨年、衆議院議員選挙システムにシミュレーションアルゴリズムを活用した研究プロジェクトを立ち上げました。ライシャワー日本研究所の支援により、今井教授はハーバード大学学部生数名と慶應義塾大学学部生1名と協力し、本プロジェクトに取り組みました。これまでに10都道府県の解析が完成しており、今後その分析を全都道府県に広げ、新しい選挙区計画の党派的偏りを分析する予定です。

10都道府県の分析結果はプロジェクトウェブサイトからご覧になれます。このウェブサイトでは、日本地図の各都道府県をクリックすると、それぞれの解析結果が閲覧できるようになっています。この結果を出すためのコードやデータは、Harvard Dataverseからもアクセスができ、他の研究者がこの結果を再現し、拡張することが可能となっています。2022年7月に早稲田大学において開催された計量・数理政治研究会のポスターセッションで、今井教授、山田 健人(ハーバード大学)、宮﨑 将(慶應義塾大学)が、本プロジェクトについて発表しました。ポスターは以下から閲覧・ダウンロード可能です。

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