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今井耕介教授のALARMプロジェクトに関する記事が日経ビジネスに掲載されました

今井耕介教授(ハーバード大学政治学・統計学部)による、シミュレーションアルゴリズムを活用した研究プロジェクト(ALARM)に関する記事が、日経ビジネスに掲載されました。本プロジェクトは、日本の衆議院議員選挙の区割り改正案の作成にアルゴリズムを適用したもので、ライシャワー日本研究所の支援により、今井教授はハーバード大学の学部生数名と慶應義塾大学の学部生1名と共同研究を行いました。現在、10以上の都道府県の分析が完了しており、将来的には全県に分析を拡大し、新たに制定された選挙区割りの党派的偏りを分析することを目標としています。

これまでの分析結果は、47都道府県選挙区割シミュレーションのホームページで公開されており、日本地図上で各都道府県をクリックすると、それぞれの解析結果が閲覧できるようになっています。また、これらの結果を出すために使われたコードやデータはHarvard Dataverseで公開されており、他の研究者がこのプロジェクトの結果を再現・拡張できるようになっています。今井教授と学部生の山田健人(ハーバード大学)、宮﨑将(慶應義塾大学)が、2022年7月に早稲田大学で開催された日本計量政治学会で、この研究についてポスター発表しました。

記事はこちらからご覧いただけます:https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00351/092100048/