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ハーバードにおける日本研究:古代から現代

3月24日(日)、ハーバード大学学長ローレンス・バコウ一行が訪日する。

5月25日より、ハーバード美術館にて聖徳太子二歳立像(ウォルター・セドウィック寄贈)と像内の70の付随物を展示する特別展が開かれる。80年前に東京からボストンへ渡った同作品を数年にわたり分析の結果が展示される。
ハーバード大日本美術史教授メリッサ・マコーミック、同大ライシャワー日本宗教担当教授の阿部龍一、ストラウスセンターアシスタントディレクターのアンジェラ・チャンの協力の下、ハーバード美術館キュレーターのレイチェル・サンダースが監修。

さらに、3月5日より6月16日まで、ニューヨークのメトロポリタン美術館にてメリッサ・マコーミック教授と同美術館学芸員のジョン・カーペンター監修による源氏物語をテーマとした展覧会『The Tale of Genji: A Japanese Classic Illuminated』が開かれる。

ライシャワー研究所社会学教授所長のメアリー・ブリントン教授は、少子化の進むヨーロッパと東アジアの国々(特に日本)での労働環境における要因を探る。インタビューの結果、特に日本において少子化とジェンダー不平等の強い関連性を発見した。家庭における男女の明確な役割分担と、職場におけるそれを指摘し、日本政府が勤務時間を減らし、成果主義を取り入れ、男性の育児休暇を奨励することで家族、ジェンダー、出生率に大きな波及効果が期待できるとしている。

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