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レイチェル・サンダーズのハーバード美術館「南無仏太子像」の特別展に関する共編著が出版されました

ハーバード美術館キュレーターのレイチェル・サンダーズ(Abby Aldrich Rockefeller Curator of Asian Art at the Harvard Art Μuseums)の共編著、 『ハーバード美術館南無仏太子像の研究』 が刊行されました。2019年にハーバード美術館で開催された、南無仏太子像の特別展示会をもとに編まれた本書は、同像に関する共同研究の最新かつ最大の研究成果として、阿部泰郎(名古屋大学)、阿部美香、近本謙介(名古屋大学)、レイチェル・サンダース(ハーバード美術館)、瀬谷愛(東京国立博物館)、瀬谷貴之(金沢文庫)が編集に携わりました。刊行にあたっては、ハーバード美術館のレイチェル・サンダーズ、アンジェラ・チャン、ペイリー・ナイプ、グレッグ・リンが寄稿し、ハーバード大学東アジア言語文明学部のメリッサ・マコーミック、阿部龍一、また2016年の上級日本史セミナー受講生のダニエル・ボレンガッセール、ジェシー・ラフィーバー、エリック・スワンソン、秦雨欣、王星逸が大いに貢献しました。

サンダーズ氏は、日本時間の5月24日(水)午前8:00 - 9:15 、アジア・ソサエティの 「Art for Breakfast」 シリーズで本書について講演を行います。オンライン参加方法・詳細はこちらをご覧ください