森本涼助教授が第11回ヨーゼフ・クライナー博士記念・法政大学国際日本学賞を受賞しました
文化人類学部の森本涼助教授が、第11回ヨーゼフ・クライナー博士記念・法政大学国際日本学賞を受賞しました。近著『Nuclear Ghost: Atomic Livelihoods in Fukushima's Gray Zone』 (University of California Press, 2023)の業績が認められたものです。本賞は、ヨーゼフ・クライナー博士の学問的功績を顕彰し、海外での優れた日本学研究者を奨励することを目的に、2015年に創設されました。
英語による福島沿岸部に関する初の本格的な民族誌的研究である『Nuclear Ghost』は、2011年の原発事故後、放射能によって汚染された故郷に残り、「よく生き、よく死ぬ」ことを模索しながら暮らす様々な人々の姿を描き出しています。本書は、2025年現代日本史学会図書賞(Modern Japan History Association Book Prize)の受賞作でもあり、来月にはロシア語版の刊行も予定されています。
森本助教授は、RIJSポストドクトラルフェロー(2016〜2018年)、プリンストン大学助教授(Assistant Professor)、RIJS客員研究員(2025年春)を経て、2025年秋学期に文化人類学部助教授に着任。現在は、「Catastrophes across Cultures: The Anthropology of Disaster」のコースを担当しています。