伊藤詩織氏の『Black Box Diaries』イベントが『ハーバード・クリムゾン』に取り上げられました
ジャーナリストで映画監督の伊藤詩織氏によるドキュメンタリー映画『Black Box Diaries(2024年)』の上映・討論会が、『ハーバード・クリムゾン』に取り上げられました。アカデミー賞ノミネート作である本作品の上映イベントは、今年10月15日(水)に開催されました。大勢の参加者が集まり、研究所史上でも最大規模のイベントとなりました。上映後には伊藤氏本人が登壇し、本校のカレン・ソーンバー教授と竹山明子氏(カンザス大学・教授)の司会によるディスカッションが行われました。
同作は、伊藤氏が若手ジャーナリストであった頃に日本の大手メディア関係者から受けた性暴力被害をきっかけに、真相解明と正義を求めて歩んできた道のりを記録したものです。日本の司法・政治・メディア界に根強く残る家父長的な制度に立ち向かう伊藤氏の揺るぎない姿勢は、ジェンダーに基づく暴力をめぐる法的・文化的認識において、日本社会に大きな転換点をもたらしました。伊藤氏の全米大学ツアーの一環として行われた本イベントは、ソーンバー教授のコーディネートのもと、ライシャワー日本研究所、ウェザーヘッド国際問題研究所日米関係プログラム、ならびに女性・ジェンダー・セクシュアリティ研究委員会の共催により実施されました。映画作品とパブリックの対話が、ジェンダー、正義、構造的不平等といった問題を可視化する力を持つことを強く印象づけました。
なお、記事全文は『ハーバード・クリムゾン』の公式サイトよりご覧いただけます。