依田富子
Takashima日本人文学教授
ウェズリアン大学で学士(宗教学)、名古屋大学で修士(東洋哲学)を取得した後、スタンフォード大学にて修士、博士(日本学)を取得。デューク大学、コーネル大学、スタンフォード大学を経て現職。National Humanities Center Fellowship, Japan Foundation Research Fellowship、SSRC/JSPS、National Endowment for the Humanities Fellowship等のフェローシップを取得。中近世の日本文学、文学史、ジェンダーと日本メディア文化、フェミニスト論を中心に研究を行う。近現代のフィクション、世界的なポップカルチャーとしてのアニメ、日本のガール・カルチャー、日本におけるメディアについて講義を行う。
著書に『Gender and National Literature: Heian Texts and the Constructions of Japanese Modernity』(Duke, 2004)、ハリー・ハルトゥニアンとの共著に『Japan After Japan: Social and Cultural Life from the Recessionary 1990s to the Present』(Duke, 2006)。
日本文学批評、フェミニズムと日本文学史、現代日本におけるジェンダーの構築、近現代日本文学、文学形式等について、英語、日本語で執筆を行う。現在の研究はテンポラリティーと若い女性を取り巻く環境がファッション、雑誌、コミック、フィクション、音楽に影響を与え、いかに”Mediatized Consumption”のマトリックスとしての役割を果たしたかを検証する。現在『Girl Time: Micro-politics of Media Culture』を執筆中。