ヴィクター・ソー
科学史助教授
20世紀の中国及び日本を専門に、テクノロジー、産業及び環境の歴史研究に従事する。主に東アジアにおける景気の変化に伴う科学技術の発達及び環境マネジメントの社会的・経済的な側面について研究している。
近日出版予定の『Carbon Technocracy: Energy Regimes in the Making of Modern East Asia』では、石炭資源と鉱業技術がいかに中国及び日本のグローバル産業の近代化を形成したかについて探求する。また、現行の及び今後の研究として、中国、日本及び米国の産業空洞化現象についての比較史、中国の改革開放期における科学技術史、中国環境工学史の考察等。
ハーバード大学では、東アジアの現代科学技術史、科学・技術・資本主義の歴史、エネルギー史、自動車史などの授業を担当する。
シンガポール出身。マギル大学で政治学と歴史学の学士号を取得し 、ハーバード大学より博士号(History and East Asian Languages)を取得。コーネル大学で歴史学助教授を経て2017年より現職 。