ハント蔭山裕子
主席プリセプター
コーネル大学大学院言語学部修士課程修了。言語学・日本語教育学修士。コーネル大学、ミドルベリー大学、ベロイト大学等において日本語教育に従事し、加えて米国国務省日本語研修所にて四カ国の外交官に対する日本語指導を担当し、その後、昭和女子大学、並びに多数の民間養成講座で日本語教授法の指導と教師養成に尽力する。2001年からハーバード大学日本語科のプリセプターとしてカリキュラムの改編・実践に寄与し、2013年にシニア・プリセプターに就任後は、他教員の指導や日本語科の運営にも携わっている。
研究内容としては、CCBI-内容重視の批判的言語教育の理論と実践、第二言語学習者のモチベーション理論と教授法、第二言語教育におけるメンタルヘルスの理解の重要性、内容言語統合型学習(C L I L)、言語教育におけるテクノロジーとメディアのイノベーションなどがあげられる。著書に『はじめての日本語教育』(1996年、アスク講談社:共著)、『はじめての日本語教育 基本用語辞典』(1997年、アスク講談社:共著)、『はじめての日本語教育:日本語教授法』(1997年、アスク講談社;ビデオ)、『新・はじめての日本語教育』(2004年、アスク講談社:共著)、『日本語教育百科事典』(2006年、大修館書店:共著)がある。また、日本語教授法と日本語文法に関する解説文等を『月刊日本語』(1996〜1998年、アルク)、『日本語教育能力検定試験 傾向徹底問題集』(2000年、アルク)、など多数の専門誌に掲載。