ニュース

後藤あや教授による公衆衛生大学院学生の福島研究旅行が実施されました

今年1月、後藤あや教授(ハーバード公衆衛生大学院教授)の引率により、15名の学生が福島県を訪れました。本研究旅行は、冬期講座「GHP 549:Field Trip to Fukushima」の一環として設けられたもので、2011年3月11日に発生した東日本大震災の実地調査を通して、大規模災害の経験と復興支援について学ぶ機会を学生に提供することを目的としたものです。

アンドルー・ゴードン教授 (Japan Disasters Digital Archive Projectディレクター) と 森本涼氏(元JDA プロジェクトマネージャー・プリンストン大学教員)が同行し、福島第一原発事故後、警戒区域となった福島県双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪れ、放射線被ばくによる健康影響への理解を深めました。展示室を見学した後、学生たちは館長の高島昇氏による特別講義を受講しました。長崎大学教授で医師でもある高島氏は、チェルノブイリ原発事故と福島第一原発事故の両被災地において医療による復興支援を行っており、その経験をもとに講義が行われました。講義後には質疑応答の時間が設けられました。その後、一行は福島第一原子力発電所を訪問しました。

詳細は、福島民報の記事伝承館ウェブサイトをご覧ください。