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2019年ライシャワー日本研究所夏期科学研究プログラム参加者ミシェル・ワンさんの論文が『ランセット』に掲載されました

2020年ハーバード大学卒業生(化学専攻)で、2019年ライシャワー日本研究所夏期科学研究プログラムに参加したミシェル・ワンさんの論文 「Burden of chronic hepatitis B and C infections in 2015 and future trends in Japan: a simulation study」が、国際的な医学雑誌『ランセット(The Lancet)』 に掲載されました。本研究は、ワンさんが、プログラム参加時に広島大学で行った研究結果に基づいたものです。おめでとうございます。 論文はこちらから閲覧可能です。

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トーマス・ローレン教授 (1940-2022) が逝去されました

トーマス・ローレン教授が逝去されたことを、謹んでお知らせいたします。国際的に著名な人類学者であり、また教育者、プログラムビルダー、政権アナリシスト、コンサルタントとして、ローレン教授の関心は日本の企業組織、労働市場、銀行、政府、教育と多岐にわたりました。20年にわたりスタンフォード大学で教鞭をとり、スタンフォード大学アジア太平洋研究所、また京都には、スタンフォード日本センターを設立しました。1985〜1986年には、ハーバード大学でエドウィン・O・ライシャワー日本学客員教授を務められました。

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潘カギョウ氏 (2021〜2022年ライシャワー研究所ポストドクトラルフェロー) の論文が 『Journal of Open Humanities Data』 に掲載されました。

2021〜2022年ライシャワー研究所ポストドクトラルフェロー、潘カギョウ(Keyao Pan)氏の論文、「Networking for Historical Justice: The Application of Graph Database Management Systems to Network Analysis Projects and the Case Study of the Reparation Movement for Japanese Colonial and Wartime Atrocities」が、学術誌『Journal of Open Humanities Data』に掲載されました。日本の元植民地国における戦時中の残虐行為と賠償問題をケーススタディとし、グラフデータベース管理システムが、デジタルヒュマニティの分野のネットワーク分析研究や教育面においていかに適用可能かという点を探求します。潘氏は、2021年にシカゴ大学歴史学で博士号を取得。

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デイヴィッド・C・アサートン助教授のオンライン授業が副プロボストに取り上げられました

東アジア言語文明学部のデイヴィッド·C·アサートン助教授のオンライン授業 『Creativity』(2021年春学期)が、ハーバード大学副プロボスト(Vice Provost for Advances in Learning)のウェブサイトで取り上げられました。本コースでは、創造性がどこから生まれ、いかに作用し、またそれをいかに人生の中で深めることができるかを探求するものです。オンライン授業における創造性と学生間のコラボレーションの探求が評価されています。全文はこちらから閲覧できます。

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濱口竜介氏(2016〜2017年ライシャワー日本研究所客員アーティスト)、アカデミー賞(国際長編映画賞)受賞

2016〜2017年度ライシャワー日本研究所客員アーティスト、濱口竜介監督の作品 『ドライブ・マイ・カー』 が、アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞しました。この作品は、村上春樹氏(2005〜2006年度ライシャワー日本研究所客員アーティスト)による同名の短編小説が原作となっています。日本映画が同賞に受賞するのは、本作で2度目となります。本作品は今年初めに、ゴールデングローブ賞非英語部門でも最優秀作品賞を受賞、さらに全米映画批評家協会、ニューヨーク映画批評家協会、ロサンゼルス映画批評家協会より非英語作品として初めて最優秀作品賞を受賞しています。ここに、お祝い申し上げます。

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