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2022年度野間・ライシャワー賞が発表されました

1995年、講談社によりエドウィン・O・ライシャワー氏に敬意を表し命名された本賞は、毎年ハーバード大学の学部生及び大学院生の執筆した日本をテーマとした論文の中から、最も優れた作品に授与されます。2022年度の野間・ライシャワー賞は、12月5日、日本語プログラム (5 Bryant Street) で開催される式典・レセプションで授与されます。 今年の野間・ライシャワー賞大学院生の部には、Mayako Shibagaki Liuさんの論文 「Envisioning and Enacting Imperial Integration: Colonial Tourism in ‘Northern Korea’ 1931-1945」 が選ばれました。Liuさんは現在、東アジア地域研究(RSEA)プログラムの2回生で、日本と韓国の近代史、特に植民地時代における文化、表象、アイデンティティーを専門としています。

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今井耕介教授のALARMプロジェクトに関する記事が日経ビジネスに掲載されました

今井耕介教授(ハーバード大学政治学・統計学部)による、シミュレーションアルゴリズムを活用した研究プロジェクト(ALARM)に関する記事が、日経ビジネスに掲載されました。本プロジェクトは、日本の衆議院議員選挙の区割り改正案の作成にアルゴリズムを適用したもので、ライシャワー日本研究所の支援により、今井教授はハーバード大学の学部生数名と慶應義塾大学の学部生1名と共同研究を行いました。現在、10以上の都道府県の分析が完了しており、将来的には全県に分析を拡大し、新たに制定された選挙区割りの党派的偏りを分析することを目標としています。

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RIJS所長メアリー・C・ブリントン教授の著書が出版されました

RIJS所長メアリー・C・ブリントン教授(ライシャワー日本研究所社会学教授)の新刊、『縛られる日本人』(中央公論新社)が出版されました。本書は、日本の長期にわたる出生率の低迷と、労働市場及び家族に根強く残る男女の不平等の相関関係を分析したものです。詳細はこちらからご覧になれます:https://www.chuko.co.jp/shinsho/2022/09/102715.html.

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アンドルー・ゴードン教授のインタビュー記事が朝日新聞に掲載されました

朝日新聞 (2022年8月31日付朝刊)の「(耕論)77年…あの戦争の名は」で、アンドルー·ゴードン教授(Lee and Juliet Folger基金歴史学教授)のインタビュー記事が取り上げられました。「歴史認識 国民合意道なかば」と題した記事は、こちらと、以下から閲覧できます。

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2021-22年RIJSポストドクトラルフェローの潘カギョウ氏が、『Journal of Open Humanities Data』のTwitterページ で取り上げられました

潘カギョウ氏(2021-22年RIJSポストドクトラルフェロー)が最近発表した論文「Networking for Historical Justice: The Application of Graph Database Management Systems to Network Analysis Projects and the Case Study of the Reparation Movement for Japanese Colonial and Wartime Atrocities」が、『Journal of Open Humanities Data』 のTwitterページで取り上げられました。潘氏は、2021−22年RIJSポストドクトラルフェローを経て、現在Florida International Universityでデジタルヒストリーの助教授を務めています。

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