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2023年度野間・ライシャワー賞

1995年、講談社によりエドウィン・O・ライシャワー氏に敬意を表し命名された本賞は、日本をテーマに執筆されたハーバード大学の学部生及び大学院生論文の中から、最も優れた作品に授与されます。2023年度の野間・ライシャワー賞は、12月初旬に日本語プログラム(5 Bryant Street)で開催される式典・レセプションにおいて授与されます。 今年の野間・ライシャワー賞大学院生の部には、John Kanbayashi(旧姓:Hayashi)さんの論文「Down from the Mountains: Water, Rice, Dispossession, and Disease, 1920 -1936」が選ばれました。Kanbayashiさんは、2023年5月に歴史学部において博士課程を修了した後、現在ペンシルバニア大学History and Sociology of Science准教授を務めています。

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東北大学山口昌弘副学長、クローディン・ゲイ学長就任レセプションに参加

9月28日、ハーバード大学マーシャルズオフィスと副国際関係プロヴォストオフィスが、海外の大学より学長及び代表者を招き、クローディン・ゲイ学長就任を祝うレセプションを開催しました。下記写真は東北大学山口昌弘副学長とゲイ学長が握手を交わしている場面です。 レセプションの中で、ゲイ学長は、国際的なパートナーシップと協力が研究と学問を推進する上で重要な役割を果たすことを改めて強調しました。9月29日にハーバード・ヤードのTercentenary Theatreにて行われた就任式には、東北大学、東京大学、慶應義塾大学からの代表団、在ボストン日本国総領事をはじめ、数多くの来賓が出席しました。

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卒業生W. David Marx氏(Harvard College ’01)日本語プログラムを訪問 著書『アメトラ』改訂版刊行

9月27日、ハーバード大学卒業生(2001年卒業)のW. David Marx氏が、自身の「旅の始まり」とするハーバード日本語プログラムを特別訪問しました。Marx氏は、日本文化への興味がいかに執筆活動や研究、さらにはCNN やGoogle Japanの広報部での仕事などのキャリア形成に繋がったかについて、プログラムの5年生と日本語で対話しました。同氏は在学中、ライシャワー研究所サマーインターンシップを経験した他、日本の若者とストリートファッションブランド「A Bathing Ape」の流行について書いた卒業論文で、2001年度の野間・ライシャワー賞を受賞しました。 また今月、著書の『Ametora: How Japan Saved American Style』の改訂版が出版されました。2015年初版発行の本書は、ポップカルチャーとグローバリゼーションを、戦後の消費主義とストリートファッションというレンズを通して分析したもので、綿密なリサーチと豊富な図版を使用したスタイリッシュな著作です。

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藤平新樹(日米関係プログラムエグゼクティブディレクター)が朝日新聞で取り上げられました

ウェザーヘッド国際問題研究所日米関係プログラムエグゼクティブ・ディレクターの藤平新樹氏に関する記事が、朝日新聞に掲載されました。元日米関係プログラムの博士研究員であった藤平氏は、現在マンスフィールド財団「日米次世代パブリック・インテレクチュアル・ネットワーク」プログラムフェローとして、日本に関する社会科学研究の推進と日米間の教育交流の促進に取り組んでいます。 記事全文は以下よりご覧いただけます。

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アルバート・アンド・耀子・クレイグ日本研究フェローシップ発足のお知らせ

ライシャワー日本研究所、東アジア地域研究プログラムより、この度ジョン・J・ステファン(本学より1963年学士号、1964年修士号取得)、バーバラ・B・ステファン夫妻のご厚意により、アルバート・アンド・耀子・クレイグ日本研究フェローシップが発足したことをお知らせします。 本フェローシップは、東アジア地域研究(RSEA)プログラムにおいて日本研究に従事する修士候補生を対象とし、プログラム在籍中の2年間の授業料・奨学金を提供するものです。受賞者は夏季研究費の援助を申請することもできます。

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