森俊子教授がニューヨーク・タイムズ紙の「一生に一度は見ておきたい25の庭園」でインタビューを受けました
森俊子教授(ハーバード大学デザイン大学院建築実務 Robert P. Hubbard 教授)が、ニューヨーク・タイムズ紙の「一生に一度は見ておきたい25の庭園」に関するラウンドテーブル・ディスカッションのインタビューを受けました。この記事は、6名の園芸専門家からなる選考委員会が選んだ上位25の庭園をまとめたもので、日本からは京都の西芳寺苔寺、桂離宮が選ばれました。 GSD建築学科の森教授は、これまで複数回にわたって学生グループを日本へ引率してきました。2024年春学期には、「民藝」の哲学と未来に関する上級スタジオコースを開講し、その一環として飛騨高山地方への研究旅行を敢行しました。本コースを通して、グループは岐阜県高山市での現代民藝博物館の設計や、愛知県常滑市にあるシアスター・ゲイツ氏の陶芸工房の訪問などの活動に取り組みました。
続きを読むJDAが 『Asia Pacific Journal: Japan Focus』 特集号に掲載されました
日本災害デジタルアーカイブ(JDA)プロジェクトが、『Asia Pacific Journal: Japan Focus』の2部構成の特集号に取り上げられ、ジャーナルのホームページに掲載されました。同誌は、近現代アジア太平洋地域の地政学、経済、歴史、社会、文化、国際関係、環境を探求する、有力なオンライン学術ジャーナルです。
続きを読むハーバード・フィルム・アーカイブにて映画シリーズ 「Planet at 50」 開催
ハーバード・フィルム・アーカイブは、ライシャワー研究所と共同で、今年創立50周年を迎える神戸映画資料館(「プラネット」)の映画史への多大な貢献をたたえる特別映画シリーズ「Planet at 50」(2025年4月11日~5月9日)を開催します。 歴史に名を残す映画専門機関であり、日本最大級の民間映画アーカイブの一つである「プラネット」は、現在、約2万枚の映画フィルムに加え、映画ポスター、脚本、希少な出版物など、膨大な資料を所蔵しています。その存在は日本国外でも広く知られており、世界中の映画アーキビスト、研究者、映画祭プログラマーにとって必見の場所となっています。
続きを読むハーバード・フィルム・アーカイブにて映画シリーズ 「Planet at 50」 開催
1974年、大阪の地で安井喜雄館長と数名の映画愛好家により設立した「プラネット映画資料図書館 」(「プラネット」)は、1995年に大阪に最初の上映スペースをオープンし、2007年には神戸にも映画館をオープンしました。あらゆる形態の映画芸術を扱うこのアーカイブには、長編映画、前衛ドキュメンタリー、インディーズ映画、ホームムービー、アニメーション、ピンク映画、サイレント映画の希少作品など、豊かな日本映画史に残るあらゆるジャンルの作品が収蔵されています。また、映画研究者や歴史家がカンファレンスやワークショップを開催する集いの中心の場となっており、安井氏自身も初期の活動に基づいた日本のアニメーション史に関する決定的な著作を編集しました。このように「プラネット」は単なるアーカイブにとどまらず、活気あふれる国際的なネットワークをもつ映画教育・研究の中心となっています。本シリーズでは、「プラネット」が数十年にわたって蓄積してきた貴重なコレクションから厳選した、魅力的な作品をご紹介します。 (解説:アレクサンダー・ザルテン)
続きを読むアレクサンダー・マーフィー氏が Journal of Japanese Studies より Pyle Prize を受賞しました
アレクサンダー・マーフィー氏 (クラーク大学言語・文学・文化学科助教授・RIJSポストドクトラルフェロー)が、Journal of Japanese Studiesより、最も優れた論文に贈られる Kenneth B. Pyle 賞を受賞しました。マーフィー氏の論文「The Voice of a Stranger: Rumor, Radio, and the Aurality of Difference in Interwar Japan」において用いられた、「うわさとラジオの相互関連性を通して音声コミュニティを理解する革新的なアプローチ」が高く評価されたものです。 発表の全文はこちらをご覧ください。
続きを読む